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世界水泳 星奈津美が涙の『金メダル』女子バタフライ200m快挙 [スポーツ]

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ロシア・カザンで開催されている水泳世界選手権の第14日、8月6日に競泳女子200メートル・バタフライの決勝が行われ、見事に星奈津美選手(所属ミズノ)が2分5秒56で優勝し日本女子初の快挙となる『金メダル』を獲得した。

星奈津美選手は2012年のロンドンオリンピックでは銅メダルを取っており今大会、期待をされていた。

また競泳陣では男女を通じて第一号となる来年開催されるブラジル・リオデジャネイロのオリンピック代表を内定させた。

前日の予選は5位とスロースタートで調整し準決勝を1位で通過、決勝に向けて調整をピタリと合わせてきた。星選手は「このチャンスを逃さず、メダルを確実に獲れるようにしたい」と強気の発言をし、準決勝での自分の泳ぎに自信を持った様子だった。



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レースはスタートも順調に決め最初の50メートルは何時もより抑えて入った、少しずつペースを上げて行き150メートルのターンは3番手で折り返し得意の終盤追い上げ型の星野選手の持ち味がラスト50メートルで爆発した、先頭に立ってからは後続の差を広げ危なげないレース運びで優勝した。

泳ぎきった直後は観客に笑顔で答えていたがプールから出て歩いてくる内に想いがこみ上げインダビューでは「今までやってきたことを出そうと思って必死に泳ぎました」と目を潤ませながら答えた。

表彰台では落ち着いた雰囲気で「金メダル」を受け取り、笑顔で手を振っていた。コメントも「ここまで来れてたのも、色々な人に助けてもらい、しかも優勝する事ができて、応援して下さった皆さんに大変感謝しています。」と笑顔で話していた。


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2014年からは平井伯昌コーチに指導を仰いだ。4年前には0秒01差で表彰台を惜しくも逃し、2年前は表彰台にも上がれず、4位とひじょうに悔しい思いをした。それをバネに日々努力を積み重ね、星選手の持ち味でもある後半のスタミナと力強さに磨きをかけ、さらに技術力もアツプさせた。その結果、彼女に自信を与え、水泳世界選手権、日本女子初の『金メダル』獲得という快挙を成し遂げた。



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