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世界水泳 渡部香生子が女子200m平泳ぎで号泣『金メダル』 [スポーツ]

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ロシアのカザニで行われている「水泳世界選手権」の第15日、8月7日の女子200メートル平泳ぎ決勝で、渡部香生子(わたなべ かなこ)選手が2分21秒15で見事、優勝し金メダルを獲得した。

国際大会での女子平泳ぎで金メダル獲得は1992年バルセロナ・オリンピックの岩崎恭子さん以来23年ぶりの快挙です。

渡部選手は200メートル個人メドレーでも「銀メダル」に輝き、今大会2個目のメダルを獲得し、そして2016年のブラジル・リオデジャネイロ開催のオリンピック代表にも内定した。

レースでは良いスタートをきり50メートルの折り返しは3位に付けた後半に強い渡部選手には順調な滑り出しだ、100メートルのターンでは順位を2位に上げ身体半分リードされるも、しっかりとトップに付いていきラスト50メートルを折り返し渡部選手の泳ぎのピッチが上がった、残り25メートル付近で1位の選手に追いつきあっという間に抜き去り半身リードしゴールした。見事なレース展開で圧巻であった。ゴールをし、優勝を確認すると水面を叩き観客に喜びを伝え、ガッツポーズをした。


プールを出て観客席に手を振り歩いてくる間に思いがこみ上げてきたのだろうか?うっすらと涙を浮かべていた。
インタビューエリアに入り寺川綾さん(元女子背泳ぎ日本代表)の姿を確認した途端、我慢できずに涙が溢れ出し号泣、抱き合って喜びあった。


◆プロフィール
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名 前:渡部 香生子 (わたなべ かなこ)
生年月日:1996年11月15日
出身地:東京都葛飾区
身 長:166cm
体 重:58kg
血液型:A型
大 学:早稲田大学
泳 法:平泳ぎ 個人メドレー
所 属:JSS立石ダイワスイミングスクール

水泳は4歳の頃から始め、中学校1年生までは個人メドレー、自由形、バタフライ、背泳ぎと、ほとんどの泳ぎをこなしたが、そんな時、右肩の故障により負担の少ない平泳ぎに転向した。平泳ぎは苦手だったが大会では好成績を残し、平泳ぎが試合出場のメインの泳ぎとなっていった。




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◆渡部香生子選手のコメント

見事ねらつて獲得した金メダルですねと聞かれ
「ありがとうございます。」(号泣)

「日本を出るときからレースの事ばかり考えて、緊張してすごいプレッシャーで怖かったです。」(号泣)

「こうして優勝ができて嬉しいし、たくさん応援してくれた皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。」(号泣)

「昨日、星奈津美選手が優勝ですごい良い刺激になって、私もそれに続きたいと思って、最後本当に死ぬ気で頑張れたんだと思います。」(号泣)

オリンピック内定ですね。
「ほんとうに、信じられないです!」(号泣)


◇表彰式が終わり改めて

今はどんな気持ちですか? 
「さっきは興奮していて何が何だかわからなくて、ほんとにすごく泣いてしまったんですけど、まだ実感があまり湧かないんですが、こうして金メダルを獲れたのも自分ひとりの力だけでは、なかったのでほんとうに皆さんに感謝しています。」と笑顔で話した。

オリンピックも内定し
「来年に向けてじっくりと練習を積めると思うので、これで気を緩めずにしっかりとまた来年頑張りたいと思います。」としっかり答えた。




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