映画『バックトゥザフューチャー』のデロリアンが未来にやって来た [映 画]
主人公役のマイケル・J・フォックスでお馴染みのタイムトラベル映画の第2弾「バック・トゥ・ザ・フューチャーPart2」の中で登場する乗用車型のタイムマシーン「デロリアン」が、東京お台場で、映画と同じ過去から未来に到着した西暦2016年10月21日16時29分に走行するイベントが開かれました。
会場には約750人のファンや多くの報道陣や関係者が詰めかけ、主人公のマーティが未来にやって来た時間に合わせて全員でカウントダウン、それに合わせて「デロラリアン」が動きだすと、会場は大歓声が湧き起こりました。
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー Part2』の世界では、タイムマシンを開発した博士が未来で「デロリアン」をゴミでも燃料として使えるように改良した。今回のイベントに登場した「デロリアン」も、化学繊維やプラスチックでリサイクル事業を営む日本環境設計の技術を使い、いらなくなった古着などでバイオエタノールを精製し燃料として「デロリアン」を走らせています。
この日のイベントは映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の公開30周年を記念して開催され、合わせて30周年記念の4枚組ブルーレイボックスとDVDボックス「バック・トゥ・ザ・フューチャー トリロジー 30th アニバーサリー デラックス・エディション」の発売のキャンペーンも兼ねて行われました。
◆『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
映画『バックトゥザフューチャー』シリーズは第1作目が1985年に公開されたハリウッド製作のSF映画で、1989年に『バック・トゥ・ザ・フューチャー Part2』、1990年には、『バック・トゥ・ザ・フューチャー Part3』と3部作構成になっています。
監督・脚本はローバート・ゼメキス。この作品の大ヒットにより一躍メジャー監督の仲間入りし、その後トム・ハンクス主演の「フォレスト・ガンプ/一期一会」でアカデミー賞の「作品賞」「監督賞」を受賞しました。
第1作目は1985年カリフォルニア州ヒルバレーに住む高校生、マーティ・マクフライが科学者の親友エメット・ブラウン博士(愛称ドク)が発明した、乗用車型のタイムマシン「デロリアン」で30年前の1955年へタイムスリップしてしまい過去のドクを頼って戻ろうと奮闘する。
「Part2」は、やっとの事で1985年に戻ったマーティが今度は未来へ、自分の未来の息子がトラブルを起こしそれを解決するために、30年後の2015年10月21日にタイムトラベルする。
「Part3」は、タイムマシンの「デロリアン」が雷に打たれドクが今度は1885年の西部時代に飛ばされてしまった。第1作目で別れたばかりの1955年の過去のドクに再開し、現代のドクを助けにさらに過去にさかのぼる。
◆情報
高級ブランドとして立ち上がったトヨタ自動車の「レクサス」では磁石を利用したホバーボードの開発に成功しCMやホームページなどで公表。またカリフォルニア州にある「ヘンド・ホバーボード」も30周年にあたる10月21日にホバーボードの開発を発表する予定。
飲料メーカーの「ペプシコ」でも未来のシーンで主人公のマーティが飲もうとしていた「ペプシ・パーフェクト」を10月21日に6500本限定で販売します。2015年にちなみ価格は20ドル15セント(約2,400円)。発売は10月21日予定、オンライン上での購入になるそうです。
またトヨタがファンを熱くするCMを流します。『バックトゥザフューチャー』の中心人物を担う主人公のマーティを演じるマイケル・J・フォックスとタイムマシンの開発者エメット・ブラウン博士を演じるクリストファー・ロイドがが現代で再開した2人が『バックトゥザフューチャー』の世界が実現されているかを対談しています。
このCMは、映画でマーティたちが訪れた日と同じ2015年10月21日に水素を燃料にした自動車「MIRAI」を発売する米トヨタが、プロモーションとして制作したもの。現在公開されているのは予告編のショートバージョンで、10月21日にはフルバージョンが公開される予定となっています。
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