『ボクの妻と結婚してください。』映画化で織田裕二と吉田羊が夫婦役 [映 画]
2016年秋公開予定で織田裕二さん主演で『ボクの妻と結婚してください。』の映画が製作されることが明かになりました。仕事ばかりしていた男が、余命の宣告を受け、家族に人生最期のサプリズを計画し、奮闘する ラブストーリー作品。
織田裕二さんの映画での主演は2012年の『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』以来4年ぶりとなります。織田さんは「今、僕はこの作品に出逢えてとても嬉しいです」と喜びコメントをしていました。
原作は作家・樋口卓治さんの小説『ボクの妻と結婚してください。』で、2012年に講談社から単行本が刊行され、2014年にはウッチャン・ナンチャンのウッチャンの内村光良さん主演で舞台化、2015年にNHK BSプレミアムで同じくウッチャンを主演でテレビドラマが製作されました。
また織田さんが演じる修治に寄り添う妻の彩子役に吉田羊さん、修治が探し出した、彩子の再婚相手に伊東正蔵役の原田泰造さん、修治の理解者で結婚相談所を経営している知多かおり役には高島礼子さんが、それぞれ演じます。監督には映画『県庁おもてなし課』、最新作の『レインツリーの国』も務めた三宅喜重さん、脚本は、『陰日向に咲く』、『へルタースケルター』の金子ありささんが手掛けます。
◆ストーリー
テレビ業界の第一線で働く、バラエティ番組の敏腕・放送作家が主人公の三村修治。彼は「楽しい」ことをいつも追求し仕事一筋でやって来たが、ある日、余命が6カ月と宣告されてしまい、愛する家族を支えてくれる人を探すことを最後の企画として立案し、妻に変わって再婚相手を探す事となる。信頼できる仲間のてを借りながら、妻の再婚相手を探すため、三村は奔走する物語。
◆コメント
◇織田裕二さん
「お話しを頂いた時に、まず面白いタイトルだなと思いました。そして脚本を読んでクスッと笑えて、すぅーっと涙が流れました。こんな役は演じた事がありません。人恋しくなる季節、人の優しさが心地よく染みました。 今、僕はこの作品に出逢えてとても嬉しいです」とコメントをした。
◇吉田羊さん
「『ボクの妻と結婚してください。』なんて、タイトルからしてもう観たい。台本を読ませて頂いたらこれまた更に観たい。映画が完成した時、この『観たい』をきちんと『満足』に変えられるよう、精一杯『妻』の務めを果たしたいと思います」
「織田さんは、ずっとテレビで見ていた憧れの方。その方と夫婦役で、お芝居させて頂けるなんてこの上ない喜びです。織田さんと築く温かい夫婦関係に、笑い泣きして頂けたら幸いです」と話した。
◇原田泰造さん
「伊東正蔵役を演じる曲がったことが大嫌い原田泰造です」
「最初台本を読んだとき、織田さん演じる修治の家族を思うまっすぐな気持ちに胸が熱くなりました。そして、結婚っていいなあと改めて思いました」
「僕が演じる伊東という人物は真面目で誠実な男です。この男の魅力を皆さんに伝えられるように頑張りたいと思います」と抱負を語った。
◇高島礼子さん
「死が他人事と思えなくなった最近、この物語は勇気を持たせてくれる。家族、友人達の存在に感謝したくなります」
「主人公の三村の決断は、とても真似出来ないが、共感が出来、切ないのに、楽しいと思える心温まるストーリーです」
◇原作者・樋口卓治さん
「主人公の三村修治は人生最後の企画を、妻の結婚相手を探すことに決めました。最後くらい愛する妻のために企画を考えたい。放送作家で培った全てを捧げたいと思いました」
「誰かのために一生懸命何かを考える。そこには愛が宿ります。映画に関わるみなさんが観客のために考えた愛を、楽しみに拝見させて頂きます。『ボク妻』をよろしくお願いします」
◆作品情報
映画『ボクの妻と結婚してください。』
公開日：2016年秋 公開予定
◇キャスト
三村修治：織田裕二
三村彩子：吉田羊
伊東正蔵：原田泰造（ネプチューン）
知多かおり：高島礼子
◇スタッフ
原 作：樋口卓治 小説『ボクの妻と結婚してください。』（講談社）
脚 本：金子ありさ
音 楽：菅野祐悟
監 督：三宅喜重
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