島崎遥香&足立梨花の共演映画『劇場霊』のキャストが初日舞台挨拶 [映 画]
『リング』『クロユリ団地』など数多くのホラー映画を手掛けてきた中田秀夫監督の最新作映画『劇場霊』の初日舞台挨拶が、11月21日に東京都・新宿ピカデリーで行われ、今回主演を務めたAKB48の島崎遥香さんや、共演者の足立梨花さん、高田里穂さん、劇団EXILEの町田啓太さん、小市慢太郎さん、そして中田秀夫監督が舞台に登壇しました。
今作品は、舞台の配役をめぐる女優たちの争いの中、劇場で書き起こる惨劇を描いた恐怖映画です。
島崎さんは、急性胃腸炎を患っており、高熱で体調不良のため、この新宿のみの舞台挨拶となり、少し赤い顔で「今日は初日ということで、沢山の方が来てくれて、ありがとうございます。主演ということで気合が入っています。楽しんでください」と平常を装い観客に挨拶した。
足立さんは「やっとお客さんに観て頂けるということで、反応が楽しみです。作品は怖いですが、この舞台あいさつの間だけは、ぜひ笑って頂ければと思います」と笑顔で話した。
島崎さんは撮影中のことを田中監督に「気になっていたんですけど、監督は頭にタオルをよく巻いてましたね。タオルと靴の色が同じで、合わせていたんですか」と質問すると、田中監督は「色気を出しました。(笑)実は今日は注意して撮影という時には黄色、今日はやばいぞ、というときはピンク、あまりないですが今日は楽な撮影という時は青や緑などと自分で決めていたんです。また靴も、グリーン、イエローと買いそろえていましたね(笑)」と決め事を話した。
足立さんからは「女子が多い現場ということもあってか、みんな仲が良くて、胸が育つブラジャーについてとか女子トークがすごかったです」と現場の状況を話すと男子の町田さんは「僕は1人でいることが多くて寂しかったです。そんな中、監督がさらっと女子トークに混ざっていて、すごいと思いました(笑)」とうらやましそうに話した。
また高田さんは「劇場が舞台なので、舞台衣装を着るのに20、30分かかって大変でした。劇中劇の剣さばきもコツが必要でリハーサルで指導して頂き、また、役柄で3人が同じ衣装を着ているのですが、それぞれサイズを合わせてて作っていたり、髪につけているアクセサリーもそれぞれ違うので、そこも注目して頂ければと思います」とコメント。
最後に田中監督は「いるはずのものがいなくて怖いというのが、Jホラーでしたが、今回はいてもいいもの、実体があっても祟られていて、霊感がなくても怖いというものを作りました。Jホラーの地平を拡大させる努力を したつもりです。イタリアゴシックホラーや東宝怪奇映画なども参考にしています。ぜひ楽しんでいただけたらうれしいです」とアピールした。
第21回エトランジェ映画祭コンペティション部門へ出品された本作は、本日、ロシア、シンガポール、韓国、中国など11カ国での上映が決まったことも発表され、田中監督も喜びの声を上げていました。
◆作品情報
映画『劇場霊』
公開日:2015年11月21日 全国ロードショー
上映時間:99分
◇キャスト
水樹沙羅:島崎遥香(AKB48)
野村香織:足立梨花
篠原葵:高田里穂
和泉浩司:町田啓太(劇団EXILE)
錦野豪太:小市慢太郎
児島敬一郎:中村育二
◇主題歌
楽 曲:Thinking Dogs 「もしもあなたが…」
◇スタッフ
監 督:中田秀夫
脚 本:加藤淳也、三宅隆太
音 楽:川井憲次
制作プロダクション:ジャンゴフィルム
企画・製作幹事:日活、京楽産業ホールディングス
配 給:松竹
製 作:「劇場霊」製作委員会
◇スピンオフドラマ
ドラマ『劇場霊からの招待状』
放送日:2015年10月17日から TBS
放送日:2015年10月19日から MBS
※1話完結・全10話 AKB48グループメンバー11名が主演
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