So-net無料ブログ作成

唐沢寿明の主演『杉原千畝』映画化で海外の反応・コメント [映 画]

chiune sugihara 003-1.jpg


物語の舞台となったリトアニア・カウナスの映画館ロムバで唐沢寿明さん主演の映画『杉原千畝 スギハラチウネ』のワールドプレミアが行われました。舞台挨拶に登壇したのは、唐沢寿明さんをはじめ、小雪さん、監督のチェリン・グラック氏が上がりました。

この日は劇場の450席に観客が殺到し、50人の立ち見が出るなど大盛況で、さらには、チケットを手に入れることができなかった方が150人と今作品の注目の高さが伺われました。劇場には若い世代も多く来場しており、小雪さんも「年配の方が見てくださるのかなと思っていたのですが、若い方が多くて、みんな目がキラキラ輝いていました。カウナスまで来た甲斐がありました」と嬉しそうにはなしていました。

また、このワールドプレミアには杉原千畝さんの四男・伸生さん、長男・弘樹さんの妻・美智さん、弘樹さんの娘のまどかさんも駆けつけていました。


今作品は、第二次世界大戦中、リトアニアでナチスに迫害をうけたユダヤ難民を脱出させるためビザを発給し続け6000人の命を救った実在の人物、杉原千畝氏の半生を唐沢寿明さん主演で描いた物語。また監督を務めるのは、ハリウッド、日本と今まで、数々の作品に携わってきたチェリン・グラッグ氏が務めます。

本編上映後は、会場は拍手の渦へと変わり、5分にも及ぶスタンディングオベーションが、今作品が観客の心に響いたことを伝えていました。


◆舞台挨拶

唐沢さんは観客に向かって「この地で沢山の方々に杉原さんの映画を見て頂いて、日本人として改めて杉原さんを誇りに思います。これからも杉原さんのことを忘れずにいてください」と感謝の意を表した。

小雪さんもこの映画を観て「世界中の人が差別や戦争を考えるきかっけになって、もらえたら嬉しい」と挨拶をした。


唐沢さんは観客の好反応をみて「みんなニコニコしているから、嘘じゃないというのがわかります。誰か一人にフォーカスした作り方ではなく、時代背景が分かり易く描かれているのが良かったと思います」と答え。

そして「こういう時代をこの人は生きて、自分の中で多くの犠牲を払ってまでたくさんの人を救ったということがわかってもらえると思う。彼がやったことは素晴らしいことだと思うし、今の人では絶対マネできないですよね。ただの正義感だけでは、できないことだと思います」と語った。


小雪さんは「自分が千畝さんの立場になったらどう決断するかと考えた時、正しいと思う道を選択できるかが、常に問いただされていると感じます。シチュエーションは違えど、自分が好きなことや正しいと思えることをちゃんと発言したり、意思を持ってもらえたら。自分のことを認められる世の中になっていったら」と心の内を明かした。


チェリン・グラック監督は「僕より先に唐沢さんの配役が決まっていたので、唐沢さんのおかげでここに立てています。ふたりとも素晴らしい役者さんなので、感謝しています」と二人を讃えた。

この映画のテーマは「自分がいいと思ったことを、やれば良いという意味ではなく、自分が正しいと思って、この道を歩まなければ、いけないと決断した時、それをなにより行動で示すほかないという事」と熱く語った。




スポンサードリンク




◆海外観客のコメント

「非常に感動し、涙が流れました。とても奥深い映画。この映画が大好きです」


「千畝の妻・幸子を演じた女優と主演俳優の演技がすごくよかった」


「ユダヤの人達がドイツから逃げたように、リトアニア人もまたロシアによって迫害されました。今の時代も難民の問題があります。この難民問題に対し、リトアニア人ももっと受け入れる気持ちを持たなければいけないと思います」


「私自身もユダヤ人です。当時に生きていたら迫害を受けていただろうと思います。ユダヤ人の中にも良い人も悪い人もいる。でも等しく迫害を受けた。そこがきちんと描かれていてよかった」


「ずっと泣きながら観ました。戦争で殺されたたくさんの方々がもし生きていたら、今世界のためにどれほど貢献できていたことでしょう。この映画を通じて日本についても知ることができました。リトアニアでも日本でも、人道的な行為を行うために必要な考えは共通しているとわかりました。この映画で日本人の気持ちや性格についても理解できたのではないかと思います。私は日本に到着したユダヤ人の本を読んだこともありますが、すごく人を世話する国民ですね」


「戦争は最も良くないことです。私の親戚も強制収容所に入れられましたし、私自身もユダヤ人です。 この映画が戦争をなくすために役に立つことを期待します」


「この映画を観て、カウナス市民であることを誇らしく思いました。この街の歴史について知ることができてよかったです。私は平和主義で戦争や暴力に対しては絶対的に反対です。千畝さんの行為は勇気ある感動的な行いだと思います。千畝さんは外交的な問題を解決するインスピレーションを我々に与えてくれます。リトアニアはこれまで何度もロシアから侵略されています。危機感はありますが、外交的に問題を解決していければと思います」


「映画を観る前は正直あまり期待していませんでしたが、実際映画を観たら非常に感動しました。これからもずっと心に残っていく映画になると思います。もちろん私は生まれてから戦争を実感したことはありません。しかし最近の日常をみると危機感を感じます。特にウクライナとロシアの問題。次はリトアニアではないかという不安はあります。私はソ連時代を知らないし、知りたくもないです。色々な人にこの映画を観てもらうことで戦争を防ぐことができたらと思います」


「私の父は強制収容所に入れられました。父は幸いにして命が助かりましたが、ソ連軍によりシベリアに送られ8年間強制労働をさせられました。ソ連から戻った人々は誰にも歓迎されず、職に就くことも難しかった。この映画を観て日本は我々にとって一つの模範になる国だと感じました。日本に行ってみたいですし、学びたいことがたくさんあります。千畝さんがカウナスに住んでいたことを自慢に思います」


◆作品情報

映画『杉原千畝 スギハラチウネ』

公開日:2015年12月5日(土)

上映時間:139分

配 給:東 宝


◇キャスト

杉原千畝:唐沢寿明

杉原幸子:小雪

大島浩:小日向文世

南川欽吾:塚本高史

大迫辰雄:濱田岳

根井三郎:二階堂智

菊池静男:板尾創路

関満一朗 :滝藤賢一

大橋忠一:石橋凌

ペシュ:ボリス・スジック

イリーナ:アグニェシュカ・グロホウスカ

ニシェリ :ミハウ・ジュラフスキ

グッジェ:ツェザリ・ウカシェビチ

ユダヤ人母:アンナ・グリチェヴィチ

ガノール社長:ズビグニェフ・ザマホフスキ

ローゼンタール:アンジェイ・ブルメンフェルド

ヤン・ズヴァルテンディク:ヴェナンティ・ノスル

マラット:マチェイ・ザコシチェルニ


◇スタッフ

監 督:チェリン・グラック

脚 本:鎌田哲郎、松尾浩道

音 楽:佐藤直紀

協 力:NPO法人杉原千畝命のビザ

配 給:東宝

制作プロダクション:シネバザール、AKSON STUDIO SP.Z.O.O.

企画・製作幹事:日本テレビ放送網

製 作:「杉原千畝 スギハラチウネ」製作委員会




スポンサードリンク


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

この広告は180日新規投稿のないブログに表示されます