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唐沢寿明の主演映画化で『杉原千畝』が母校早稲田で凱旋試写会! [映 画]

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早稲田大学の大隈記念講堂で唐沢寿明さん主演の映画「杉原千畝 スギハラチウネ」の主人公の母校で凱旋試写会が行われました。

第二次世界大戦中にリトアニア領事として、数多くのユダヤ人にビザを発給して尊い命を救った杉原千畝さんが早大高等師範部英語科現在の教育学部英語英文学科に在籍したことことで、今回の試写会が実現しました。

主人公の杉原千畝さんを演じた唐沢寿明さんは「ここで上映会ができ、千畝さんも喜んでくれていると思う」と思いを述べ、また杉原千畝さんの妻を務めた小雪さんも「とてもうれしい。この映画が戦争や千畝さんの生き方を問いただすきっかけになれば」と挨拶し、会場から盛大な拍手をうけていた。


◆映画『杉原千畝 スギハラチウネ』

第二次世界大戦時に、ナチスドイツに迫害されたユダヤ難民にビザを発給し、救いの手を差し伸べた「日本のシンドラー」とも呼ばれた外交官の杉原千畝の半生を唐沢寿明さん主演で描いた物語。監督を務めるのは、ハリウッド、日本と今まで、数々の作品に携わってきたチェリン・グラッグ氏が務めます。


語学堪能で豊富な知識を駆使し、インテリジェンス・オフフィサー(諜報外交官)として世界各国で諜報活動に従事した杉原千畝は、1939年リトアニアの日本領事館に赴任した。杉原が自ら構築した諜報網をつかって、世界の情勢を独自に分析し、日本へと情報を送っていた。その一方で、日本政府の命に背いて、ナチスに迫害されたユダヤ難民に、日本通過のビザを発給し続け、6000人の命を救った杉原千畝のいまだ知られざる 信念や心情を描きだします。


◆舞台挨拶

今作品の役柄について唐沢さんは「実在の人物を演じるのは初めてですし、これだけの功績を残した方なので、非常に緊張しました。ご遺族の方はもちろん、早稲田の学生さん、あらゆる方々に恥ずかしくないように演じようと思いました」と演技に気合が入っていた様子。


小雪さんには演技でこだわった部分はの質問で「難しい質問ですね。実は杉原さんのプライベートな部分は、あまり明かされていないんですが、奥様の幸子さんが書かれた著書がいくつかあるので、それを読んでヒントにする部分はありました」と話し。

「そこから感じたのは、家族の絆がとても深かったということですね。それと幸子さんがとても明るく前向きな性格で、各国に赴任するたびに、その国の言語を覚えたり、社交界に出席していたようです。ですから妻として、そして母親として家庭の空気を明るくするようなイメージを持って、演じたつもりです」と明かした。

また「杉原さんが帰宅してホッとできるような、そういう空気感や人間像が出せたらいいなと思いながら演じました」と答えた。


最後に唐沢さんから「今日はこんなにたくさんの皆さんに集まってもらい、誠にありがとうございます。こうして杉原さんが学んだ早稲田で上映ができて、杉原さんも喜んでいると思っております。ぜひこの映画がヒットするように、我々も心から祈っております。皆さん、どうぞ劇場でご覧ください。今日は本当にありがとうございました」と挨拶した。




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◆作品情報

映画『杉原千畝 スギハラチウネ』

公開日:2015年12月5日(土)

上映時間:139分

配 給:東 宝


◇キャスト

杉原千畝:唐沢寿明

杉原幸子:小雪

大島浩:小日向文世

南川欽吾:塚本高史

大迫辰雄:濱田岳

根井三郎:二階堂智

菊池静男:板尾創路

関満一朗 :滝藤賢一

大橋忠一:石橋凌

ペシュ:ボリス・スジック

イリーナ:アグニェシュカ・グロホウスカ

ニシェリ :ミハウ・ジュラフスキ

グッジェ:ツェザリ・ウカシェビチ

ユダヤ人母:アンナ・グリチェヴィチ

ガノール社長:ズビグニェフ・ザマホフスキ

ローゼンタール:アンジェイ・ブルメンフェルド

ヤン・ズヴァルテンディク:ヴェナンティ・ノスル

マラット:マチェイ・ザコシチェルニ


◇スタッフ

監 督:チェリン・グラック

脚 本:鎌田哲郎、松尾浩道

音 楽:佐藤直紀

協 力:NPO法人杉原千畝命のビザ

配 給:東宝

制作プロダクション:シネバザール、AKSON STUDIO SP.Z.O.O.

企画・製作幹事:日本テレビ放送網

製 作:「杉原千畝 スギハラチウネ」製作委員会




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