映画『恋妻家宮本』阿部寛と天海祐希が初夫婦役で共演! [映 画]
2017年公開予定の映画『恋妻家宮本』(こいさか)で阿部寛さんと天海祐希さんが初めての夫婦役を演じることが分かりました。
原作は作家の重松清さんの小説「ファミレス」を基に制作され、「家政婦のミタ」など人気ドラマの脚本を手掛けた遊川和彦さんが脚本と初めてとなる監督を務めます。
主人公の中学校教師の宮本陽平が、自分の子供が独立し、25年ぶりに夫婦水入らずの生活が始まるはずだった。ある日、妻の美代子が隠し持っていた離婚届を偶然に発見してしまい動揺するが、美代子に問いただす勇気がなく悶々と日々過ごし、悩みながら家族のありかたを模索するすがたを描いたコミカルでハートフルな物語です。
◆コメント
◇阿部寛さん
遊川さんと天海さんが今まで何本も面白い作品を作ってきたのを一視聴者として楽しませていただいてきました。その一角に加えていただき大変嬉しく思っています。「天海さんに色々助けていただきながら、遊川監督のもと素晴らしい作品を目指したいと思います」
「この作品の話をいただいた時、遊川さんとお話させていただき監督の並々ならぬ作品への情熱を感じました。その情熱で重松清さんの世界を遊川流にどう演出なさるのか今から楽しみです」とコメントしていた。
◇天海祐希さん
「連続ドラマでは何本もご一緒させて頂いている遊川さんが、初めて映画でメガホンをとられる!どんな役でも良いから、ぜひ参加させて頂きたいと思っていました。これがまた、大好きな重松清さんの作品で、更に、素敵な阿部寛さんとご一緒させて頂けるなんて!トリプルで幸せでございます!」
「長く共に歩んで来た夫婦の、悩みや不安や、お互いを思う気持ち、形に遊川監督の元、阿部さんと力を合わせて取り組んで行かれたらと思います。実は、脚本を読んで泣くわ、笑うわ、大変でした。この想いを、多くの皆様に届けられる様に、頑張りたいと思っています」
◇遊川和彦監督
今作品は最初は脚本のみの担当だったのだが、製作側がこの脚本の個性を生かした映像を撮れるのは、この作品を一から育てている遊川さんしかいないと判断し、監督をオファーしており、遊川さんは「脚本家になりたかったわけではなく、なるしかなかった。ずっと夢だった映画監督になれる」と喜んでいた。
またタイトルの変更では「重松さんに聞いたときにはドキドキでした。愛妻家では普通なので、『恋妻家』にしました。いつまでたっても分かり合えていないのが夫婦だけど、お互いもっと恋ができるんじゃないかとの思いを込めました」と理由を述べた。
この作品への取り組みにも意欲を見せ「世界中の人が人生って面白いと共感できる映画にしたい。オスカーを取るつもりでやりたいです」と強気な発言で自分に気合を入れていた。
◆作品情報
映画『恋妻家宮本』
公開日:2017年 公開予定
配 給:東宝
◇キャスト
宮本陽平:阿部寛
宮本美代子:天海祐希
◇スタッフ
原 作:重松清さん 小説「ファミレス」
監督・脚本:遊川和彦
※撮影は2016年1月にクランクインし、2月まで関東近郊や東宝スタジオなどでロケが行われるそうです。
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