中島裕翔&菅田将暉が『ピンクとグレー』の映画化で共演!! [映 画]
ジャニーズ「NEWS」の加藤シゲアキさんが執筆した小説『ピンクとグレー』が同じシャニーズの後輩である「Hey! Say! JUMP」の中島裕翔さん主演で映画化され、2016年1月9日に公開されます。
そのほかの主要キャストには、「そこのみにて光輝く」の菅田将暉さん、「海街diary」の夏帆さん、「誰も知らない」の柳楽優弥さんといった若手の実力俳優が集結しました。
原作は2012年1月に角川書店から発売された加藤シゲアキさんの小説デビュー作品『ピンクとグレー』を初の映像化された作品で、ジャニーズ所属のタレントが小説を出版も初となります。また、監督を務めるのは、「世界の中心で、愛をさけぶ」、「北の零年」の行定勲さんが担当し、脚本も行定監督と若手劇作家・蓬莱竜太さんが原作を大胆にアレンジ、小説では明かされなかった、エピソードも描いています。
物語の舞台となった渋谷は原作者の加藤さんが中学、高校時代を過ごした場所で、その時に感じていたことや風景などは、自らの体験に基づいて、描かれているそうです。小説自体は完全にフィクションであり、その後に、発表した小説『閃光スクランブル』、『Burn. -バーン-』も舞台が渋谷、芸能界となっており「渋谷サーガ」3部作と呼ばれています。
◆ストーリー
芸能界デビューをきっかけに成功と挫折という正反対の道を歩むことになった2人の青年が、華やかな世界の光と闇に翻弄され、葛藤しながらも自らの道を歩んでいく姿を描く青春小説です。
主人公は売れない俳優の河田大貴は、少年時代からの兄弟の様に過ごしてきた親友の白木蓮吾、彼は大人気スター俳優。しかし蓮吾は突然に死んだ。大貴は、その第一発見者になり数通の遺書を見つけ、一躍時の人となり、スターの地位をつかむ、蓮吾を失った消失感にもがきながら、偽りの名声にもがき続け、自分を見失っていく、なぜ蓮吾は死を選んだのか?彼の影を追い続ける大貴がたどり着いた真実とは。
◆コメント
◇中島裕翔さん
映画に抜擢されて「まったく実感が湧かずどこか他人事のように驚いています。行定監督の作品は好きな作品ばかりで、ご一緒できるのはすごく嬉しいです。 まわりの出演者の方々もお芝居がとてつもなく上手な方ばかりなので、飲み込まれないようにしっかりと自分の力を発揮し、今までにない顔を出せていければと思います」とコメント。
今作品では「映画初出演であると同時に主演であるということや、原作が事務所の先輩が手がけた小説であるということに、すごくプレッシャーを感じています。その反面『やってやるぞ』という気持ちもあって複雑でした」と話した。
役柄については「正直、ファンの方がどう受け止めてくれるのか恐くもありますが、今までやったことのない役なので、すごく楽しかったです。他のキャストの方の力もあって、いや~な感じ、ダークな感じを出しやすい現場だったことに感謝しています」と答えた。
「ただのアイドルが出ている、ただの映画ではないということをわかってほしいです。青春群像劇なので、ここにいる若手俳優のエネルギッシュな芝居に注目してください」とアピールし、「映画が始まってから62分後に『えつ!』となるので覚悟して下さい」と明かにした。
◇菅田将暉さん
今作品に参加して「面白いぐちゃぐちゃな脚本、面白い一度参加してみたかった行定組、面白い過去お世話になったスタッフさん方と、面白い脇汗だくだくの本読みを経て、いま面白いものを期待せざるを得ません。 心拍数上がりっぱなしです。俳優部として、真摯に阿呆な様を貫いて演じたいと思います」と話した。
中島さんについて「演じるたびにどんどんエンジンが掛かっていって、付いて行くのに精一杯でした」と振り返っていました。
◆作品情報
映画『ピンクとグレー』
公開日:2016年1月9日
上映時間:119分
配 給:アスミック・エース
◇キャスト
白木蓮吾:中島裕翔
河田大貴:菅田将暉
サリー:夏帆
柳楽優弥
岸井ゆきの
千葉哲也
マキタスポーツ
入江甚儀
橋本じゅん
篠原ゆき子
矢柴俊博
宮崎美子
◇主題歌
楽 曲:『Right Now』
歌 手:ASIAN KUNG-FU GENERATION
発売日:2016年1月6日(水)
◇スタッフ
原 作:加藤シゲアキ 小説『ピンクとグレー』
脚 本:蓬莱竜太、行定勲
音 楽:半野喜弘
監 督:行定勲
制 作:角川大映スタジオ
製 作:「ピンクとグレー」製作委員会