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阿部寛がドラマ「下町ロケット」で阿藤快へ追悼のアドリブ! [ドラマ]


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阿部寛さんが主演を務めTBS系で放送されている連続ドラマ『下町ロケット』のなかで、11月14日に亡くなられた阿藤快さんの追悼のシーンが盛り込まれていることが、明らかになりました。

阿藤快さんはドラマ『下町ロケット』で、阿部さんが演じる主人公の佃航平が経営している中小企業・佃製作所の顧問弁護士役で出演しています。色々なテレビ番組のレポーターとしても視聴者に親しまれ、阿藤さんの口癖として「なんだかなー」は幅広く世間に知られていました。

今回のドラマ『下町ロケット』の12月6日(日)放送予定、第8話のなかで阿部さん演じる佃航平が「なんだかなー」と発言する場面が放送されます


天国へと旅立った大先輩に向けて、粋で尊敬の念があり観ているみんなが分かりあえる様にメッセージを送った。突然の訃報を受けた直後の撮影で、阿部さんは台本になかったセリフ「なんだかなー」をアドリブで発し、今、自分が俳優として出来ることを表現した心意気だったと思います。


このドラマの原作は、直木賞作家でもある池井戸潤さんの小説が、元となって製作されており、今までにも2011年に三上博さん主演でドラマ化がされています。今回も、池井戸さんの原作「半沢直樹」「ルーズヴェルト・ゲーム」のドラマ化を手掛けたスタッフ陣が制作に取り組んでいます。

今ドラマは主人公の佃航平がロケットの研究者で開発したエンジンを搭載したロケットが打ち上げに失敗し、責任をとるために退職を余儀なくされ、中小企業の佃製作所を継ぐことになる。しかし宇宙に対する夢が諦めきれず、再挑戦するという話しになっています。




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阿藤さんの訃報を聞いた時の撮影シーンは、今後の物語を左右する大事な場面で、阿藤さんへの感謝を込めたセリフで関係者は「阿部さんの今の気持ちと主人公・佃航平の心情がリンクして感動しました」と現場の雰囲気を明かした。


阿部さんは「ショックを隠しきれません。大先輩なのに、おちゃめで謙虚で誰にも親しまれた方でした」と話していました。神奈川・小田原市で行なわれたお通夜に駆けつけ阿藤さんの死を偲んでいました。番組関係者から「阿部さんはどうしても阿藤さんに『必ず、ドラマを成功させます』と伝えたかったんだと思います」と阿部さんの心情を察していました。


◆作品情報

連続ドラマ『下町ロケット』

放送日:2015年10月18日 毎週日曜日

放送時間:21:00スタート(初回2時間スペシャル)

放送局:TBS系


◇スタッフ

原 作:池井戸潤「下町ロケット」(小学館)

脚 本:八津弘幸

プロデューサー:伊與田英徳、川嶋龍太郎

演 出:福澤克雄、棚澤孝義、田中健太

製作・著作:TBS



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