アニメ『ルパン三世』が新TVシリーズで30年ぶりに帰ってきた! [アニメ]
2015年10月よりスタートする新作のテレビシリーズ『ルパン三世』が約30年ぶりにお茶の間に帰ってきました。
原作はモンキー・パンチさんの漫画「ルパン三世」でテレビアニメでは、1984年から1985年に「ルパン三世 」Part3シリーズが放送されて以来のオリジナルジリーズとなります。舞台はヨーロッパのイタリア、サンマリノ共和国でルパンファミリーが活躍します。
テレコム・アニメーションフィルムの浄園祐プロデューサーは「ルパン三世」らしさを追求したと語っており、「テレビシリーズという本道をやりたいと思う気持ちがあり、リアルタイムでテレビシリーズを観られなかった若い人たちに、毎週アニメを観てもらいたかった」と思いを話した。
「テレビシリーズは1話の本編が20分程度で短く感じるかもしれませんが爽快感があって、ルパンたちの活躍を描くのにちょうどいいんです。話が長くなって、ストーリーなどを説明すればするほど『ルパン三世』らしさがなくなっていく」という独自の理論を持っている。
作画にもこだわっており「旧テレビシリーズのような線のぬくもりを大事にしたかった。」と思いを寄せ「アニメは、デジタルで作ったものを、あえて汚して、手描きのようにしています。日本独自の手描きのアニメの質感を表現したかった」と話した。
アニメーションでのこだわりは、ルパンの愛車のフィアットの描き方はあえてCGは使わないで、手書きの味わいを残した絵で表現し、逆に敵の使用するハイテクメカにはCGを使う事でわざと対比させて描いたそうです。
総監督を務めるのは友永和秀さんで、1979年に公開された宮崎駿監督が手がけた映画「ルパン三世 カリオストロの城」の製作にも参加している。またスタッフには目をつぶってもルパンを描けるベテランも勢ぞろいしています。
さらに今回のテレビシリーズで新キャラクターが追加され、物語の鍵を握る謎の美女のレベッカ・ロッセリーニが登場。今までのルパンファミリーに新たな風を送り込みオールドファンも楽しませてくれそうです。
エンディングのテーマソングに歌手の石川さゆりさんが担当しています。今までのスローテンポの曲とは違い少しアップテンポの曲に仕上がっているそうで「ちゃんと言わなきゃ愛さない」の表題曲は作詞がつんくさん、作曲・編曲を「ルパン三世」シリーズのテーマソングを手がけている大野雄二が担当しています。
つんくさんは「この曲は女性が主人公です。セクシーで意地っ張りで甘えるのが下手。そんな女性の心の葛藤を描きました。」と歌詞に込めた思いを語った。
人気アニメの「名探偵コナン」とのコラボや実写映画が製作されるほど、いまだに色あせない大人気アニメがこの秋、帰ってくる。単発のスペシャル版も面白いが、テレビシリーズが始まると聞くと、なぜか子供の頃に戻ったように、心がわくわくするのは、私だけではないと思います。
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