西島秀俊の主演ドラマ『MOZU』が国際エミー賞の候補に！ [ドラマ]
2014年にTBSとWOWOWの共同制作されたドラマ『MOZU Season1 ～百舌の叫ぶ夜～』が第43回国際エミー賞の「連続ドラマ部門」にノミネートされました。
「エミー賞」（Emmy Award）は米国テレビ芸術科学アカデミー（The Academy of Television Arts & Sciences）の主催で行われ、アメリカのテレビドラマを始めテレビに関連する様々な業績に与えられる賞。
「エミー賞」の対象部門は様々に分類されており、「国際エミー賞」は2004年から国際テレビ芸術科学アカデミーが主催になり、アメリカ以外のテレビ番組を対象に、作品や俳優などに贈られる賞で、その中でも部門が分かれており、今回は「連続ドラマ部門」にノミネートされました。
今までにNHK放送の本木雅弘さん主演「坂の上の雲」などがノミネートされており、民放が制作・放送したテレビ番組では初となります。グランプリを受賞すれば、ドラマ『MOZU』が「国際エミー賞」の「連続ドラマ部門」日本初受賞の快挙となります。
◆ドラマ『MOZU』
原作は逢坂剛さんのハードボイルド小説『百舌の叫ぶ夜』『幻の翼』です。1986年の『百舌の叫ぶ夜』発刊以後、第5巻「鵟（のすり）の巣」まで発刊されており、百舌シリーズ累計発行部数80万部を超えるヒット作品。
2014年4月にTBS系の木曜ドラマ枠で第1シーズン『MOZU Season1〜百舌の叫ぶ夜〜』が全10話で放送され、2014年6月からWOWOWプライムチャンネルの連続ドラマW枠では 第2シーズン『MOZU Season2〜幻の翼〜』を全5話で放送されました。2015年には劇場版の『MOZU』の公開が決定しています。さらにスピンオフドラマ『大杉探偵事務所』もTBS系・WOWOWで放送される予定です。
この原作については映像化が難しく不可能とまで言われ続けてきたが、「海猿」シリーズを手がけた羽住英一郎監督らスタッフが挑戦。さらに北九州市や北九州フィルム・コミッションの全面協力の下で、道路の交通規制などをし、一般道でのカーアクションや爆破シーン、のべ6日間に渡る撮影が敢行できたそうです。
◇ストーリー
繁華街で爆弾事件が起こった。白昼の惨劇に多くに人が巻き込まれ、その中に公安のエース倉木（西島秀俊）の最愛の妻が犠牲になり死亡した。誤爆なのかテロなのか倉木は独自に捜査を開始する。ノンキャリで叩き上げの刑事、大杉（香川照之）も捜査を始め、事件を追う中で倉木とぶつかりながら協力して行く事になる。
一方、爆破事件に居合わせた公安の明星（真木よう子）は特別任務で殺し屋の新谷（池松壮亮）を追っていたが爆発に巻き込まれ新谷が記憶喪失になっていた。
倉木、大杉、明星は公安と刑事の枠を越え協力しあい、謎の殺し屋「百舌」の正体や国家を揺るがす恐ろしい陰謀に迫り、国際的なテロ組織と激しい戦いを繰り広げるスケールの大きなノンストップ・アクションのサスペンスドラマです。
◇キャスト
倉木尚武：西島秀俊
・公安部 特務課 特殊第一課 警部
・冷静沈着だが強引なところもある
大杉良太：香川照之
・刑事部 捜査第１課 警部補
・直情型の叩き上げ刑事
明星美希：真木よう子
・警視庁公安部 公安第2課 巡査部長
・爆発事件に居合わせる
室井 玄：生瀬勝久
・公安部 部長警視監
・倉木の上司
鳴宮啓介：伊藤淳史
・台東警察署 地域課 入谷交番巡査長
・大杉に情報を提供している
津城俊輔：小日向文世
・警視庁 警務局 特別監察官 警視正
中神 甚：吉田鋼太郎
・警備会社のマーシャルアドバイザー
・頭の切れる武闘派
東 和夫：長谷川博己
・警備会社アテナセキュリティ役員
・元公安で室井の後輩
倉木千尋：石田ゆり子
・倉木尚武の妻
・元公安部で爆発事故で亡くなる
中島葵美：有村架純
・フリーライター
・新谷和彦の記事をサイトに掲載
新谷和彦：池松壮亮
・記憶喪失の男（殺し屋）
・爆発事件の実行犯
◇スタッフ
原 作：逢坂剛『百舌の叫ぶ夜』『幻の翼』（集英社文庫刊）
脚 本：仁志光佑
音 楽：菅野祐悟
エグゼクティブプロヂューサー：津村昭雄、牧野力
プロデューサー：渡辺信也、井上衛、森井輝
監 督：羽住英一郎
制作協力：ROBOT
制 作：TBS、WOWOW
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