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西島秀俊が主演映画『MOZU』の豪華キャストで初日舞台挨拶 [映 画]


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11月7日に公開初日を迎えた西島秀俊さん主演の劇場版『MOZU』の舞台挨拶が東京都有楽町にあるTOHOシネマズ日劇で行われ、西島さんの共演者である豪華キャストの香川照之、伊勢谷友介、松坂桃李、池松壮亮、ビートたけし、と共に監督を務めた羽住英一郎さんも舞台に上がり、全員タキシード姿でキメた男性陣だけの舞台挨拶となりました。


原作はハードボイルド作家・逢坂剛さんの「百舌シリーズ」の小説を映画化した作品で、深遠かつ複雑な人間関係とスケールの大きな物語構成で、映像化が不可能と言われ続けてきました。累計発行部数240万部を超え大ヒットとなった物語です。


2014年にはTBSとWOWOWが共同で製作した連続ドラマ化が実現されており、視聴者を驚愕させ話題となりました。日本映画の常識を打ち破り空前のスケールで劇場版『MOZU』が復活を果たした。

今回の作品は、高層ビルの占拠・爆破と大使館襲撃という2つの大規模なテロ事件が同時に発生。主人公の公安警察・倉木は警察内部の闇を明らかにしたが、全ての謎の元凶になっているダルマと呼ばれる、史上最悪の敵との最後の闘いに挑みます。




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◆コメント

西島さんの一声は「この日を迎えられて、胸がいっぱいで感無量です。心が震える思いです」と喜びと感激でコメントをした。

また西島さんは以前に北野武監督の映画『Dolls』に出演しており「あの頃、たけしさんから『今後、俳優として人生が変わると思うが、自分を見失わないように』という言葉を頂いて、今があるのは北野さんのおかげです。万感の思いがあり、一言では言い表せないほど感謝しています」と北野映画に抜擢されたことを話した。


たけしさんはあの頃ことを思い出しながら「こっちは出版社に殴り込んで、前科一犯。バイク事故で死にかけて、挙句に最近では『老いらくの恋』なんて書かれちゃうし、あー情けない。西島さんには私みたいな人生を歩んでほしくないと思います」と自虐ネタで、観客を笑わせた。


香川さんは、幾度も西島さんと羽住監督と組んでおり「またこのチームで皆さんにお会いできる様に精進していきたいです。羽住組は国内トップレベルですし、西島さんとはお笑いコンビでも夫婦役でもいいですよ」と次回作にむけてアピールをしていました。

また、香川さんはフィりピンの撮影で「現地のメイクさんが見た目は女性の方だけど実はみんな男で、この方々が『松坂君、松坂君』っていつも言っていて、桃李君もついに、フィリピンでも火をつけたな、これでフィリピン映画デビューだなと思った」とエピソードを話した。


松坂さんは8割がたヒナになっている卵を食べる様に監督に言われ「もう、凄いにおいで濡れた犬みたいな、においなんですよ。強烈でしたよ!」と苦労したエピソードを話した。

羽住監督は「本当は、たけしさんに食べてもらおうと思ったんだけど、言えなかったので、代わりに松坂さんに食べてもらいました」と本音を明かした。


◆作品情報

劇場版『MOZU』

公開日:2015年11月7日 全国でスタート


◇スタッフ

原 作:逢坂剛『百舌』シリーズ(集英社文庫刊)

脚 本:仁志光佑

音 楽:菅野祐悟

エグゼクティブプロデューサー:平野隆

プロデューサー:渡辺信也、井上衛、森井輝

監 督:羽住英一郎

制作協力:ROBOT

制 作:TBS、WOWOW

配 給:東宝

製 作:劇場版「MOZU」製作委員会



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